[3ds max] Alembic Particleのパーティクルサイズは"width"
環境
- Windows10 Pro 1703
- Houdini Indie 16.0.557
- 3ds Max 2016 SP4
- V-Ray 3.40.03
"pscale"が反映されない
HoudiniからAlembicパーティクルを出力し3dsmaxのVRayProxyで読み込んでレンダリングをする、ということをしていたのですが、このとき、Houdiniのpscaleが反映されないので困っていました。VRayProxyのパラメータ”Width multiplier"で全体のサイズは調整できますが、個別に行う方法が分かりませんでした。DCCツールで困ったことがあれば、たいてい先に同じように困ったことがあるヒトがいるものなので、Forumを検索していると手がかりがありました。
サイズは"width"に入れてExportする
Alembicを出力するときに、"width"アトリビュートがあればパーティクルサイズとして反映されます。Houdini上で"width"アトリビュートを追加して、pscaleをwrangleで値を移したりするなどしてから、AlembicをExportすれば良いようです。V-Rayのマニュアルに、Velocityについては記述があるのですが("v"か"velocities"でとありますね)、パーティクルサイズについては記載がなくちょっと分かりにくいですね。
下図は、Positionの高さに応じて"width"の値を変更してから出力してみた例です。
"width"は"半径"扱い
widthが直径扱いなのか半径扱いなのか分からなかったので、比較して検証してみました。widthアトリビュートはどうやら半径扱いのようです。下図の左側は、widthアトリビュートを出力せず(この場合、widthは1.0扱いと推測)、VRayProxyのParticlesでWidth Multiplierを5.0にしたものです。一方、右側はHoudiniでwidthアトリビュートを10.0にして出力したものです。パーティクルサイズを比較すると同じ大きさですので、widthは半径扱いのようにみえます。